女優の杏が「25ans(ヴァンサンカン)」のカバーガールを卒業し、その後任は女優でモデルの水原希子に決定した。これに対しネット上では「雑誌のイメージと合ってない」「杏さんの内から滲み出る品性も含めて25ansにはとても合ってたのに、まさか水原希子が出てくるとは」など散々な意見が噴出している。中には、「10年以上欠かさず愛読する好きな雑誌だったのに。読むのやめます」とまで言い出す始末だ。
「25ans」といえば、女性ファッション雑誌の中でもセレブ感の強い高級志向で読者を獲得してきた。それだけに、何かとお騒がせの過去がある水原の起用には異論があるようだ。
だが水原は、シャネルやルイ・ヴィトンからセレブゲストとして招待されたり、NHK大河「八重の桜」、フジテレビの「失恋ショコラティエ」や「信長協奏曲」に出演し、女優としての活動も順調。なぜ、こんなに嫌われるのだろうか?
「水原はミスセブンティーンの専属モデル時代に、未成年での飲酒および喫煙が問題になって契約を打ち切られました。また、去年の暮れには、自身のインスタグラムに女性の股間写真を投稿して批判が殺到。さらに、自身に対する批判には『こんなことくらいでうちがビビると思っとん?』などと挑発的な対応をとったことで反発を買いました」(芸能記者)
これだけのバッシングを受けながらも、水原が起用される理由をファッション関係者が明かす。
「高級ブランドからモデルとして声が掛かるのは、デザイナーをインスパイアさせる何かがあるからです。彼女は身長が170センチに満たないことでパリコレなどのランウェイには立てませんが、素材としての魅力はあるということ。その実績もあったからこそ『25ans』も起用したのだと思います」
4月からはフジテレビのドラマ「心がポキッとね」にも出演する水原。バッシングにも負けず、頑張ってほしいものだ。