毎週土曜放送の「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)の司会を愛川欽也から引き継ぎ、月曜~金曜は「あさイチ」(NHK)と、国民的司会者への道を歩きつつあるV6の井ノ原快彦。
どちらかといえば、ジャニーズの中では“負け組”と言われたV6だが、20周年を迎え、昨年末のNHK紅白に出場を果たすなど好調ぶりを見せている。
「トニセンの坂本昌行はミュージカル、長野博はグルメリポーター、井ノ原は司会として活躍。カミセンの森田剛は舞台、三宅健はバラエティ、そして岡田准一は今や大河ドラマの主役と、いずれも確固たる地位を築いている。今やCMの本数でも嵐に迫る勢いを見せて、再ブレイク中です」(テレビ関係者)
その井ノ原が昨年ラジオ番組で、デビュー当時を振り返り語ったこの一言は、ファンに感動を与えた。
「いまV6があるのは、カミセンのおかげ。カミセンがいなかったらトニセンはなかった」
カミセンがブレイクする一方、トニセンはデビュー後も少年隊のバックで踊るなど不遇の時代が長かった。
「アイドルとしては歳を取り過ぎていたし、オーラもイマイチだった。トニセンだけのライブでは、会場が空席だらけのこともあった。カミセンのおかげでここまで来れたと、素直な思いを告白した井ノ原は、ファンの間でますます好感度がアップしています」(芸能ライター)
この気配りこそ、井ノ原の魅力に違いない。