女優の桐谷美玲が20日、フェリス女学院大学を7年かけて卒業したことを自身のブログにて報告した。桐谷は「スケジュール等々ご迷惑をおかけした皆様、すみませんでした」とコメントし、仕事と学業を両立することの大変さを伺わせた。大学時代の桐谷についてある芸能記者が語る。
「桐谷は地元で超難関と言われる千葉東高を卒業し、2008年にフェリス女学院に入学しました。通常ならば2012年に卒業予定でしたが、多忙な桐谷にとって芸能活動と学業の両立は難しく、卒業するのに7年もかかってしまった。在学中は事務所にスケジュール調整をしてもらい、少しでも時間が空けば、1限だけでも出席していたようです」
多忙な芸能人にとって大学中退は珍しくない。近年も俳優の岡田将生が亜細亜大学に在学中だったが、俳優業に専念するために中退。また、桐谷と同じ高校に通っていたグラドルの小島瑠璃子も、共立女子大学に苦労して入学するも仕事が忙しくなり中退している。
桐谷ほどの売れっ子ならば、中退して芸能活動1本に絞ってもいいような気がするが、彼女には大学を卒業しなければならない“ある事情”があったという。
「桐谷は報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でキャスターを務めていますが、一部の視聴者から大学を卒業していないことに関して批判の声もあった。そんな状態で、中退となればますます風当たりが強くなる。同じく芸能活動と平行してキャスターを務めるNEWSの小山慶一郎は明治大学卒、嵐の櫻井翔は慶応大学卒など、しっかりと学業を踏まえたうえでニュースを伝えているわけですから、桐谷も卒業しなければ示しがつかない。だからこそ、どれだけ多忙で時間がかかったとしても、中退ではなく卒業という道を選んだんです」(前出・芸能記者)
4月からようやく社会人1年生になる桐谷。今後、女優、キャスターとしてさらなる成長が期待される。