第1話の冒頭から話題になったのは「しゃぼん玉」(91年、フジテレビ系)。
「いいからこっち来いよ、ほら、舐めてやるよ」
町医者の長渕剛が恋人役の国生さゆりの顔面にマヨネーズを塗りたくる。
「ちょっと嫌だぁ!」
言葉と裏腹に笑顔で“マヨネーズプレイ”を受け入れる国生。顔面を長渕に舐め回され、きれいに拭き取ってもらうとベッドになだれこむ。
「ドラマの共演を機に長渕と国生は“ただならぬ関係”に発展し、妻・志穂美悦子の前で別れることを誓わされました」(前出・芸能記者)
そこまで夢中になったのは、やはりこの過激シーンをやりきった効力だろう。
そして、“意外な大穴”が藤原紀香である。99年の「危険な関係」(フジテレビ系)でのこと。当時の藤原は、タレントとしてブレイクした直後で、まさかあそこまで「サービスショット」があろうとは。それは、第1回のオープニングから見せつけた。雷鳴がとどろく部屋で、稲光とともに紀香ボディが激しく波打つ。
「あっ‥‥ああン!」
恋人役の稲垣吾郎の上にまたがり、悩ましい背中がばっちりとお目見え。これ以上ない「ツカミ」だった。