昨年から芸能界に本格復帰し、今ではテレビで見ない日はないほど再ブレイクしたヒロミ。当時出演したイベントでは、復帰理由について「有吉(弘行)とか(坂上)忍がテレビでいろんなこと言っているから、コイツら随分悪い奴らだなと思って。『アイツらが出れるんだから、俺もまた出られるかもしれない』と思った」と、毒づいてみせた。
さらに今年に入ってからも、最近のバラエティ番組の印象について「MCがヘタだなと思う」と、バッサリ切り捨てたのだった。
ところが、大口を叩いていたヒロミは今、顔面蒼白に違いない。なぜなら、ヒロミをMCに迎え4月から始まったトークバラエティ番組「美女たちの日曜日」(テレビ朝日系)が、あまりの低視聴率で打ち切りの声さえ上がっているからだ。
「この枠は『報道ステーション』日曜版のニュース中心の番組でした。通常は4%台、大きな事故や事件が起きると視聴率は倍ほどに跳ね上がり、同時間帯のトップになることもあったんです。それがヒロミの番組になってからは1%台。局員たちは『やっぱり、日曜の朝には向かないよ』と苦笑しています」(テレビ関係者)
ヒロミの毒舌キャラは、今の時代には受け入れられないのだろうか?
「以前のヒロミは、大物だろうが誰彼かまわず毒舌を吐いていたから人気がありました。ですが50歳になった今、共演者は年下ばかり。後輩相手に毒づいても単なる“後輩イジメ”と映ってしまい、視聴者の印象が悪いんです。このままでは“打倒坂上”どころか有吉には到底なれません」(芸能ジャーナリスト)
同じ毒舌芸でも、自身の毒をまき散らすだけのヒロミの芸風では、いまの有吉や坂上のポストは奪えそうにない。