5月18日に放送されたトークバラエティ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)にてSMAPの中居正広が俳優・今井雅之と不仲だった過去を告白し、話題となった。中居と今井は1995年にテレビドラマ「味いちもんめ」(テレビ朝日系)で共演しているが、その時の様子を知る芸能誌記者は以下のように語る。
「当時、ドラマの中で今井が中居にコップの水をかけるというシーンがあったのですが、通常、そういった場合は弧を描くように水をかけます。しかし今井は全力で中居の顔に水を叩きつけた。そこでキレた中居は今井と掴み合いのケンカにまで発展したそうです」
当時の中居は、20代前半でSMAPが人気絶頂だった時代。そんな“アイドル”が主演を張っていることが、役者が本職である今井の感情を逆なでしていたのかもしれない。しかし、中居自身も決して中途半端な気持ちでドラマに挑んだわけではなかったのだろう。彼はスタッフにある提案をしたという。
「中居は今井に挨拶をしても無視されるなど理不尽な態度を取られ続けたため、ついにはプロデューサーに『今井を5話で殺してくれ』と頼み込んだそうです。しかし、ストーリーの制約上それは叶わなかった。そこで中居はこのままの関係はよくないと、意を決して『話をしたい』と今井に提案。いざ飲みに行くと2人は意気投合し、それから毎晩飲み歩くほどの仲になったそうです」(前出・芸能誌記者)
過去の確執を乗り越え、今ではお互いの仕事を認め合う関係となった2人。そんな今井は現在、大腸がんで闘病中だが、彼の復帰を誰よりも望んでいるのは中居なのかもしれない。