視聴率の低空飛行に悩むフジテレビ。今期の看板ドラマ番組と言える、嵐・相葉雅紀主演の「ようこそ、わが家へ」の視聴率が不発に終わり、スタッフはおろかフジテレビ幹部も頭を抱えているという。
「鳴り物入りで始まったものの、初回視聴率が13%で“月9”ワースト2位という体たらく。ヒットメーカーの池井戸潤作品で、今をときめく有村架純や原作にはないオリジナルキャラクターとして沢尻エリカをキャスティングしているにもかかわらず、期待はずれな数字が続いています」(フジテレビ関係者)
作品の出来自体は評価する声もあるが、人気絶頂の嵐のメンバーを起用しても視聴率が取れなかったのはなぜか。
「国民的アイドルの嵐とはいえ、ドラマに関しては相葉以外のメンバーの活躍が目立つ。嵐メンバー出演のドラマ視聴率で、相葉のドラマは『三毛猫ホームズの推理』(日本テレビ系)が11位に入るのがやっと。彼の売りは“人柄”の良さ。『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)や『相葉マナブ』(テレビ朝日系)といったバラエティ番組でこそその魅力が発揮される。やはりドラマ、それも月9の主役は荷が重かったということでしょうね」(前出・フジテレビ関係者)
情報番組やバラエティに加え、ドラマも総崩れのフジテレビ。視聴率三冠王の時代が懐かしい。