芸能

嵐・相葉主演の池井戸ドラマは、なぜ「半沢直樹」になれなかった?

20150513aiba

 5月4日に放送された嵐・相葉雅紀主演ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)の視聴率が10.0%を記録した。今期、他のドラマも軒並み低視聴率を記録するフジテレビだが、いよいよ月9も1ケタドラマの仲間入りをする日が近いと、テレビ誌記者は語る。

「フジテレビは現在、堺雅人主演『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)の裏で放送されている『心がポキッとね』は初回こそ10.4%でしたが、その後5.3%まで大幅ダウンしてしまった。他にも渡辺麻友&稲森いずみ主演の『戦う!書店ガール』は4.7%、医療ものに恋愛要素を合わせた『医師たちの恋愛事情』は8.3%と散々な状況です。そんな中、唯一、放送開始から2ケタを記録しているのが月9だったのですが、ついに崖っぷちのところまで来ている。かつては一時代を築き上げたフジテレビのドラマですが、いよいよ崩壊する日が近いのかもしれません」

 当初、フジテレビでは池井戸潤原作ということで「半沢直樹」や「花咲舞が黙ってない」のような高視聴率が期待されていたという。それではなぜ、「ようこそ、わが家へ」はここまで視聴者に避けられてしまったのだろうか。

「まず、週の頭からホラー要素を含むような内容は敬遠されやすいというのがあるでしょう。また本作の重要人物として登場する山口紗弥加演じる西沢摂子は、上司の不正を暴く女版・半沢直樹のような活躍を視聴者は期待していました。しかし、第1話からドラマとしてのカタルシスがあった『半沢直樹』と比べ、『ようこそ、我が家へ』では一向にその瞬間がやってこない。4話にしてようやく上司への反撃が成功するも、その時にはすでに多くの視聴者が離れていたようです」(前出・テレビ雑誌記者)

 他にも展開の遅さなど、ストーリーに動きがないことなどを視聴者から指摘されている「ようこそ、わが家へ」。今後、なんとか2ケタをキープし、フジテレビとしての意地を見せることができるのだろうか。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
2
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
3
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで
4
ヤクルト・村上宗隆「上半身のコンディション不良」って何?「ポスティング移籍金」に影響するからと…
5
【NHK朝ドラ】今田美桜と河合優実の「見事なあんぱん」が弾む出色CMがコレだ!