昨年8月に放送された「吉木りさに怒られたい」(テレビ東京系)。グラビアでおなじみの吉木りさが約5分間、ひたすら怒るだけの内容だったが、視聴者はあたかも吉木に怒られているかのような感覚を味わえると話題となり、1カ月間限定番組だったはずが2カ月後にはSeason2がオンエアされるほど人気となった。
この番組は、プロデューサーがAD時代に上司から毎日怒られていた経験があり、「目の前の上司が30歳ぐらいのキレイな女の子だったら、さぞ楽しいだろう」と妄想したことが発端で生まれた番組だそうだ。
Season3を望む声が多い中、毎週日曜放送の「ヨルタモリ」(フジテレビ系)が、あたかも「宮沢りえに怒られたい」のようだと指摘する声が。
「常連客に扮したタモリはこれまでにも事あるごとに、バーのママ役の宮沢に『叱られたい』と連発しています。5月24日オンエアでは、とうとう宮沢メインの『連続怒ラマ』という30秒ほど宮沢が叱るだけのコーナーが登場。これはもう『ヨルタモリ』ではなく、新番組『宮沢りえに怒られたい』のスタートだなと思いました」(テレビ関係者)
怒られたい、叱られたいという欲求は、裏を返せば“シャンとしたい”という欲求の表れ。タモリをはじめ、世の中には今よりもっと“シャンとしたい”人が思いのほか多いようだ。