大ヒット中の映画「駆込み女と駆出し男」主演の大泉洋が、ここに来て注目度を上げている。
「冷え込み続きの映画界において、大泉は希望を抱かせてくれる存在です。公開中の『駆込み女と駆出し男』だけでなく、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した11年の『探偵はBARにいる』、TAMA映画賞最優秀男優賞を受賞した13年の『清州会議』、14年の『青天の霹靂』など、軒並みヒット作となりました。関係者の中には、彼を『映画界の救世主』と呼ぶ声まであります」(映画関係者)
救世主と呼ぶ声もある一方で、「視聴率男」と呼ぶ声もある。
「映画の宣伝で出演するバラエティ番組では、芸人並みかそれ以上の盛り上げ方ができますから視聴率も上がる。常に空気を読み天才的に自分の役割を果たすことのできる、これぞ役者ですね」(テレビ制作関係者)
自らをローカルタレントと呼び、共演者にツッコまれ、しどろもどろになる姿も隠さない。そして最後には笑いをかっさらう。
「駆込み女と駆出し男」の監督・原田眞人には、公開初日の舞台挨拶ですでに、「続編を作れるかなと、もう思っている」と言わせてしまうほど、大泉の需要は今まさにヒートアップしているのだ。