5月25日に放送された「あさイチ」(NHK)にて、モデルで俳優の栗原類が発達障害「注意欠陥障害(ADD)」であることを告白した。
同日の自身のブログでも「僕の行動に関して今まで面白いとバラエティで笑ってくれた方々、僕が発達障害者だと知ったから“笑っちゃいけない”とは思わないでください。僕が発達障害者であっても、そうでなくても僕は僕だし、僕の個性が人を笑わせられるほど面白いのであれば、それはコメディ俳優を目指している僕にとっては本望です」と心境をつづっている。
芸能界を見渡してみると、栗原以外にも発達障害を告白している人がいる。
黒柳徹子は01年に出版した著書「小さいときから考えてきたこと」にて、自分は読書障害と計算障害だったのでは、と書いている。
海の向こうでも、スティーブン・スピルバーグは60歳になって初めて失読症、もしくは難読症(ディスレクシア)と診断されたと言い、トム・クルーズやオーランド・ブルーム、キアヌ・リーブスらもディスレクシアを告白している。
「発達障害は“脳の個性”とも言われています。栗原は自分の個性を理解し、個性を発揮できる場所として芸能界を選んだのです。もちろん、その道で努力を重ねたからこそ、今の成功があるのに他ならないのです」(医療番組関係者)
栗原が今後どう魅力ある活動をするのか楽しみだ。