12月23日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)は、世界的マジシャンとして活躍するセロが出演した。海外での活動が増え、日本でのメディア出演が少なくなっていたセロ。この「徹子の部屋」への出演も9年ぶりだ。
迎える黒柳徹子は、出演した芸人のペースを乱し、本領を発揮させない「芸人殺し」で有名。この日もセロを相手に、マイペースパワーを炸裂させたのだ。
「ここ数年、海外のショーを中心に活躍していた話やマジシャンを志したきっかけなどをセロが話したのですが、もう少し話の展開がありそうなところで徹子さんが話をさえぎるんです。さらにマジックを披露したセロに、終わるや否や『もっと見せて!』と“おかわり”をおねだり。カードの4つの山から『全部9!』と言いながら1枚だけ6のカードを混ぜて出したマジックでは、徹子さんはただ『すごいすごい!』と拍手。『6が入ってる!』とツッコむところですよ(笑)」(芸能ライター)
なんとか“6”と言わせようと、セロはあの手この手で四苦八苦。日頃見せない姿を晒してしまうことになった。
マジックバーで働くマジシャンはこう言う。
「マジックを披露する際、マジシャンはその場を支配してパフォーマンスするものです。天然でマイペースな徹子さんですから、さすがのセロも相当やりにくかったはずです」
「芸人殺し」のみならず、「マジシャン殺し」でもあったとは。
(大門はな)