ハロープロジェクトに所属するアイドルグループ、℃-uteが6月12日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演することが決定した。℃-uteが同番組に前回出演したのは08年2月29日。約7年ぶり、2度目の出演となる。
アーティストなら誰もが目指す人気音楽番組への出演は、ファンたちにとっても大ニュース。「うおお~!℃-uteがMステで見られる!」「ハロプロ魂見せたれ!!」「℃-uteが世間に見つかっちゃう~」など、ファンたちも歓喜の瞬間を今か今かと待ちわびている状態だ。
約7年の時を経て、満を持しての登場となる同グループだが、そもそも℃-uteとはどんなグループなのか。
「05年6月11日に誕生し、今年で結成10周年を迎えるアイドルグループで、ダンス力の高さが魅力。同じハロプロに所属するモーニング娘。’15もフォーメーションダンスをウリにしているが、それに全く引けを取らない。むしろ、それ以上という評価も多く、プロデューサーのつんく♂も『ハロプロ一のパフォーマンス』とイチ押しするほどです」(アイドル誌ライター)
ハロプロ勢の「ミュージックステーション」への出演はなんとこれが今年初。AKBグループたちが毎週のように出演しているだけに、同じアイドル枠としてはやはり現状は厳しい。そんな中、今回の出演がハロプロ急浮上の千載一遇のチャンスという声もある。
「6日に『AKB48選抜総選挙』は視聴率こそ関東地区で18.8%と高視聴率を記録したものの肝心の内容がサッパリでした。世代交代が上手くいかず、代わり映えしない選抜組。その他、スピーチ批判や番組構成などの批判的な意見も多かった。そんなグダグダな総選挙に加え、日頃のメディアの過剰なゴリ押しにより、多くの人がマンネリを感じており、AKBに向けられている世間の冷ややかな視線は加速するでしょう。そんなタイミングでの今回の出演は、ハロプロ陣営にとって貴重なアピールだと気合いが入っていますね。歌唱力やダンス力など、ステージ上でのパフォーマンススキルはハロプロのほうが上。今回の生放送で世間にインパクトを与えることができれば、ハロプロ黄金時代の再来が一歩近づくかもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
℃-uteは出演日前日の6月11日に横浜アリーナでの単独コンサートも開催。最高のテンションで、ハロプロの命運をかけた戦いに臨む!
(石田安竹)