6月16日深夜に放送された「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演したアイドルが、自分たちの給料についてぶちまけ、話題を呼んでいる。
登場した名古屋の6人組ユニット「チームしゃちほこ」のセンター、秋本帆華の肩書きは、なんと「お金大好きアイドル」。アイドルらしからぬ“お金エピソード”を語る秋本は給料についても言及。事務所と自分たちが7対3の割合で、さらに3を6人で割るので「実質7対0.5」だと暴露し、司会のフットボールアワー後藤やチュートリアル徳井、SHELLYらを驚愕させたのだ。
事務所と芸能人のギャラの割合は、これまでもバラエティ番組で取り上げられることがあった。テレビ番組制作スタッフが語る。
「特にお笑い芸人がネタにすることがあるんです。吉本と芸人の取り分が9対1なのは有名で、人気が出ると変動するそうですが陣内智則クラスで8対2くらいだとか。ワタナベエンターテインメントはおおむね7対3だと聞きます。太田プロは土田晃之がみずから交渉して4対6になりました。人力舎も吉本と同じ取り分でしたが、おぎやはぎの矢作兼が交渉した結果、5対5になったそうです。ただ、番組やお笑いコンテストの賞金も一定の割合で事務所に持っていかれるそうです」
今年5月に放送された番組で、小島瑠璃子が「うちは給料制だから」とぼやいて話題になったように、ホリプロは基本的に定額給料制だ。
「芸能界とおカネ」の真相を無邪気に垣間見せた高校生アイドル。「しっかりした経済観念」と取るか、「若くして銭ゲバ」と取るか。