平成生まれでありながら、音楽性からファッション性、顔立ちや体型に至るまで、“ザ・昭和”なアイドル、町あかりが6月24日、デビューアルバム「ア、町あかり」(ビクターエンタテインメント)をリリース。晴れてメジャーの仲間入りを果たした。
10年からライブ活動を始め、電気グルーヴの前座や地域のフェス、学園祭などで活躍し、13年にはテレビ朝日系「musicるTV」に出演。同番組司会のヒャダインと綾小路翔から絶賛されるほど音楽性は高く、昭和歌謡の感じさせるムード満点の楽曲が、一度耳にしたら頭から離れなくなると音楽業界注目の的なのだ。
「彼女の曲はどれもとにかくキャッチー。曲調は70年代、80年代の歌謡曲を思わせながらも、歌詞はしっかり“平成”している。『コテンパン』『さっきも聞いたわその話』『もぐらたたきのような人』など、歌詞の中で曲名を何度もくり返すので、初めて聞いた人でもすぐに覚えられる上に中毒性がある。そろそろCMタイアップの話が来ているはずです」(音楽プロデューサー)
発売当日、「めざましテレビ」(フジテレビ系)は町あかりの特集を放送。大手CDショップでは今回のメジャーデビューに合わせて特設コーナーを用意し、インストアライブも開催。とても新人歌手の扱いとは思えぬ猛烈プッシュぶりなのだ。
聴いたが最後、懐かしくて新しい町あかりの世界が、頭の中を駆け巡る。