元光GENJIの諸星和己が7日、地下アイドルグループ・仮面女子の新曲「元気種☆」の大ヒット御礼イベントに出席した。
諸星は「全員が仮面をかぶっていてどこかのアイスホッケーの部活かと思った(笑)。俺の子供がもし女の子で仮面をかぶっていたら、どう思うだろうかって考えながらステージを見てた」と、彼女たちの第一印象を語った。
元旦にリリースした同曲は、初週で13万枚を売り上げ、インディーズレーベルの女性アーティストとしては史上初の首位を獲得。この快挙に諸星は「(1位は)すごいこと。(光GENJIの頃とは)時代が違うけど、必死さは同じ。一生懸命なんですよね。応援したくなります」とコメント。続けて「自分たちでアイドルと言ってはいけない。アイドルかどうかは人が決めること。俺の時代は仮面じゃなくてお面だった。俺のお面は天狗だった。天狗になっちゃいかん。天狗になると人が離れる」と、メンバーに“アイドルの心得”を伝授した。また、「売れてくると悪い大人がついてくる。そういう大人は落ちぶれた時に絶対に裏切る。だから心にも仮面を被っておけよ!」と、天国と地獄を体験した諸星らしい、リアルすぎるアドバイスを送ってメンバーを励ました。
記者から「グループを解散させない秘訣を」と問われると、「出しゃばる人を無くすこと。そいつのせいで解散したって言われる。それ俺なんだけど(笑)」とおなじみの自虐ネタで笑いをとった。
諸星は今年の抱負を聞かれると、「二年ぶりにミュージカルをやろうと思ってる。(芸能界の)大変さだとか、自分たちの生きてきた道を踏まえたストーリーを作りたい」と語り、一方の仮面女子は、東京オリンピックでライブができるような“国民的地下アイドル”になりたいと、大いなる夢を語った。