6月17日、18歳以上に選挙権を与える改正公職選挙法が成立し、来年夏に行われる参院選で、18歳、19歳の未成年者が初めて投票できる見通しとなった。70年ぶりに選挙権の枠が広がることになり、若者にその権利と自覚を教育することが急務なのだが、新しく選挙権を得るのはどんな時代に育った世代なのか。
「来年18歳になるのは98年生まれ。それまでの反動で『脱ゆとり教育』を受け、パソコン、地デジテレビ、携帯電話など新しい電化製品が続々と家庭に登場した時期に幼少期を過ごしています。また、上の世代から引き続き少子化が取り沙汰された世代でもあります」(社会部記者)
もちろん、芸能人の中にも選挙権を得る若者は多数いる。
「来年7月までに18歳を迎える芸能人といえば、AKBグループにたくさんいますよ。先日の選抜総選挙で7位に入ったHKT48宮脇咲良、同じくHKT48朝長美桜、AKB48向井地美音、佐藤栞、岩田華怜。ほかにも乃木坂46星野みなみ、和田まあや、モーニング娘。の鞘師里保、女優としてブレイク中の広瀬すずも選挙権を得ます。彼女たちにはお金で何枚でも買える投票券でなく、国民一人に与えられる一票の重みを受け止めてほしいですね」(芸能ライター)
新たに権利を持つ彼女たちが選挙への参加を呼びかけてくれれば、投票率の向上も期待できるのでは?