先月27日にTBSテレビ60周年特別企画として放送された大型音楽プロジェクト番組「音楽の日」。東日本大震災をきっかけにはじまった同番組も5回目を迎え、今年は7時間超におよぶ生放送で総勢25組のアーティストたちが競演し、視聴者を魅了した。
そんななか、番組のMCであるSMAP・中居正広の司会ぶりが、事務所の後輩グループ「Sexy Zone」のファンから“涙を誘う対応”だったと評判になっている。
同番組で久しぶりに5人揃ったSexy Zone。しかし、以前より問題視されていたグループ内格差は相変わらずで、前列三人の中島健人、佐藤勝利、菊池風磨がキラキラ衣装で歌うなか、後列のマリウス葉、松島聡の2人はバックダンサーである「ジャニーズJr.」と同じ衣装。しかもソロパートもなく、まるでバックダンサーにピンマイクがついているだけといったような扱いだったのだ。
この様子をステージ脇から見ていた中居は、曲が終わるなりマリウスに「疲れてない?」と声をかけ、次いで松島に「なんで二人は衣装違うの?」と立て続けに声をかけたのだ。そして「5人でSexy Zoneでいいんだよね?」と念を押すと、5人を引き寄せ肩を組ませたのである。
「中居は生放送のなか、司会の自分にカメラが寄るのをわかっていて、あえてこんな行動をとったのでしょう。ネット上では、嬉しそうに肩を組む5人を見たSexy Zoneファンから中居を称賛するコメントが殺到していました」(芸能ライター)
中居は以前にもKis-My-Ft2の格差問題に切り込み、後列4人でスペシャルユニット「舞祭組」を組ませ、デビューさせた経緯がある。
「おかげで今やキスマイ内での格差はほとんどなくなったと言われています。中居は必ずグループの後列の方を気にかけている。3人で中居の番組にセクゾとして出た時も、『今日はあとの二人は?』と彼らがいないところでも声をかけたりしている。中居の対応に『さすがSMAPのリーダー』『神司会!』『ジャニーさんの後継は中居くんでいいのでは?』というような声もあがるほどです」(前出・芸能ライター)
Sexy Zoneが歌い終わったあと、もう一人のMC・安住紳一郎アナに「教頭先生のように見ていた」と言われた中居。その後輩たちを思いやる姿は、まさしくジャニーズの“頼れる教頭先生”と言えまいか。
(琴葉)