女優・新垣結衣が、10月スタートのドラマ「掟上今日子の備忘録」(日本テレビ系)で主演を務めることが発表された。
「記憶が1日しか保てない体質のため、どんな事件もその日のうちに解決する探偵を演じます。原作は『化物語』等で知られる人気作家・西尾維新さんの推理小説で、アニメ化の多い西尾作品としては初の実写化となります。新垣さんは昔から漫画を読むのが趣味で、地元の親友とはよく漫画の話題で盛り上がることも多いのですが、西尾さんが2013年まで週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画『めだかボックス』の原作者のため、親友には『結衣のドラマは普段は観ないけど、今回は観る』と言われたそうですよ」(テレビ局スタッフ)
さらに、2014年の映画「トワイライト ささらさや」で共演した大泉洋とテレビ局で偶然会ったのも、新垣のやる気に火をつけたという。
「撮影時、夫役の大泉さんのことは役名の『ユウちゃん』と呼び、すごく信頼していました。昨年11月に舞台挨拶で再会した際、大泉さんは今年のNHK朝ドラ『まれ』への出演が決まっていて、『朝ドラ、観てくれよ』と言い、新垣さんも『私がドラマをやる時も観てくださいね』と答えたんだそうです。それで今回、テレビ局で会った際、『10月のドラマ決まったんだって? 観るよ』と言われ、『覚えててくれたんだ!』と嬉しかったと話していました。その後、大泉さんは『日テレなんだよね? 奥さん(フジテレビプロデューサーの中島久美子)がフジテレビだから、夫婦ゲンカになったらキミのせいだよ』と笑っていたそうですよ」(芸能関係者)
2年半ぶりの主演を「とにかく楽しみたい」と言っている新垣。親友や大泉からの「視聴宣言」が、モチベーションの一つなのだろう。
(中村葵)