8月4日スタートのドラマ「オンナミチ」(NHK BSプレミアム)にヒロイン役で出演している片瀬那奈のビジュアルが、とんでもないことになっていると話題だ。ドラマを観たテレビ誌の女性ライターが驚きの声をあげる。
「なんかオカマっぽい人が映っていたので、『へえ、KABA.ちゃんもNHKのドラマに出るんだ』って思ったら、それが片瀬那奈だったんですよ! メイクのせいなのかわからないけど、なんであんなにオカマっぽくするのか、思わず二度見しちゃいました」
片瀬といえば、女性誌のモデルから情報番組の司会までマルチにこなし、「きれいなおねえさん」のCMでも話題になった美人タレントの代表的な存在だ。ドラマで演じるのはレコード会社に勤務する32歳の独身女性。33歳の片瀬にとっては等身大の役柄で、オカマ要素を追加する必要性はまったく感じられないのだが‥‥。
「あんな32歳、今どきいないですよ。髪型は不自然なほどの前髪パッツンだし、目元は青系のアイシャドーがベッタリ。目や口などのパーツが大きいハッキリした顔立ちが、変なメイクのせいでオカマ方向に強調されているんです。それに肩パッドの入ったジャケットなんて、今どき誰が着ます!?」(前出・女性ライター)
たしかに劇中では、白や黄色のジャケットで肩をいからせるシーンが目立ち、172センチの長身もあいまって男っぽさをイメージさせてしまう。部屋でくつろぐシーンでは髪型をおさげにしているが、相変わらず前髪はパッツンのままなので、バランスの悪さばかりが目につく始末。一体、どんなヒロイン像を見せようとしているのか、まったく想像もつかないほどだ。
そんな謎の役を強いられている片瀬だが、性格の良さでも知られ、取材した記者がみんな片瀬のファンになると言われているほどだ。片瀬と一緒にディズニーランドを取材したという女性誌ライターが教えてくれた。
「片瀬さんはディズニーの大ファンとして有名で、取材中も積極的にいろいろ説明してくれますし、どんなリクエストにも笑顔で応えてくれるんです。スタッフへの気遣いも細かく、こんなに性格のいい芸能人っているんだなって思いましたね」
そんな性格の良さに加え、どんな役にも果敢にチャレンジする演技は高く評価されている。それゆえオカマっぽく見えたとしても本人は気にしないのかもしれないが、視聴者にとっては片瀬が気の毒に思えるのも否定できない。こんな性格のいい片瀬に、変なメイクや衣装をあてがった番組制作スタッフには、猛省を促したいものだ。
(白根麻子)