いまや芸能界は「オネエ系タレント」が百花繚乱だ。マツコ・デラックスを筆頭に、IKKO、KABA.ちゃん、ミッツ・マングローブ、植松晃士など枚挙に暇がないが、今年は新たにGENKINGがブレイクするなど増殖の一途だ。
しかし、来年4月の番組改編を機に、各局は一斉にマツコをのぞく「オネエ系タレント」の整理、選別に動くという。民放プロデューサーが語る。
「オネエ系タレントブームは一巡して、いまや視聴者から完全に飽きられています。あのジャンルは“整形”や“改造”をしている人も多く、メンテナンスに金がかかる。それでギャラに固執する人が多く、芸人の倍以上が相場となっています。視聴率を押し上げてくれるわけでもなく、制作費が高くつくだけですから、起用する意味が薄れているんです」
さらには、オネエ業界は足の引っ張り合いが日常茶飯事だとか。
「ハーフタレントたちは、頻繁に“互助会”のような会合を開き、一緒に売れようという気持ちがあるのですが、オネエタレントたちはライバルを蹴落とそうとみな必死です。うっかり他のオネエをホメようものなら、ブチ切れられますよ」(前出・民放プロデューサー)
はたして来年、何人のオネエが芸能界で生き残っているのだろうか。