供給されても需要がないのでは話にならない。
昨年9月に性転換手術を受け、戸籍上も女性となったKABA.ちゃんが2月9日放送のバラエティ番組「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、昨年末に“初体験”を済ませていたことを報告した。
そのお相手は大学院生。なんでも、その大学院生とは人数集めで呼ばれたという合コンで知り合ったとのことで、相手は熱心に勉強ばかりしていたため、KABA.ちゃんのことをまったく知らなかったという。
その大学院生との一夜を過ごすまでの過程や詳しいプレイ内容までは言及をしなかったが、KABA.ちゃんはただ一言「正直言うと、いろいろな体位をさせられて‥‥」と、赤裸々発言。
さらにKABA.ちゃんは、その後ゲストとして登場したケンドーコバヤシに対し、「初めてをもらってほしい」と懇願していたことまであきらかになった。
KABA.ちゃんの“女性生活”の真剣度は視聴者にも嫌というほど伝わったが、その反応は「まったく興味がない」「想像しただけで色々としんどかった」「KABA.ちゃんは自分のこの類のエピソードに需要があると思ってるのかな?」など、ざっくり言えば“お呼びじゃない”という声が大半だった。
「同回では13人のオネエが出演し、なんとも“濃い”放送になったが、その中でも一番ブッコんだ話をしてくれたのがKABA.ちゃん。バラエティ番組的にとてつもなく貢献していたとは思いますが、世間から“彼女”の下ネタトークは惨敗というのが正直なところ。以前、あっち系のビデオ出演へのオファーの話になった時にもKABA.ちゃんは『興味なくはない』と前向き発言。そこでも視聴者からの拒否反応が多くありましたから、もう一度、バラエティでのキャラの再考も必要かもしれません」(女性誌ライター)
KABA.ちゃんの“女性になれてハッピー”モードが、世間の人たちも楽しくさせるとは限らない。つまり、そういうことなのだろう。
(田中康)