モデルの松井愛莉がドラマに初主演することとなった。10月16日にユーチューブ限定で公開されるドラマ「ラストキス」にて主人公の真夏を演じるもので、作中では号泣シーンやキスシーンもあるという。
ゼクシーのCMで注目され、最近はTGCなどのファッションショーでも常連の松井だが、ドラマでちゃんとした演技ができるのかという不安の声も多い。テレビ誌のライターが解説する。
「松井はスポーツニュース番組『Going!Sports&News』(日本テレビ系)にて日曜日担当のお天気キャスターを務めていますが、声が小さくて何を言っているのか聞こえづらく、“ゴニョゴニョ”というあだ名を付けられる始末。司会のくりぃむしちゅー・上田晋也が話を振っても上手く返せず、アドリブに弱いというのが定評になっています」
同番組ですっかり、そのポンコツぶりが知れわたった松井。そんな彼女をよくぞ主演に起用したものだと感心するが、実は演技面ではお天気キャスターほどポンコツではないというのである。前出のテレビ誌ライターが続ける。
「9月21日に放送された単発ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』にて松井は、引っ込み思案だったギャルの鳴子役で出演。ここで見せた号泣っぷりが堂に入っていたと評判になり、今回のドラマのプロデューサーから主演のオファーが入ったのです」
専門家がオファーしたくなるほどの演技を見せたとは意外だが、「ラストキス」の予告編ムービーでも、松井はなかなかの演技を見せている。お天気キャスターでのポンコツぶりと、ドラマでの迫真の演技。どちらが本当の松井なのだろうか? その謎解きをアイドル誌のライターが教えてくれた。
「松井は2010年からの2年間、アイドルグループ『さくら学院』の第1期メンバーとして活動していました。当時からトークは苦手でしたし、ダンスでは長い手足を持て余し気味でしたが、ライブでは数々の歌をこなし、幕間のコント的な演出も無難にこなしていましたね。人前でのパフォーマンスはアイドル活動を通じてかなり鍛えられたはずです」
実際、ファッションショーでは堂々としたランウェイウォーキングを見せる松井。どうやらアドリブは苦手でも、台本に沿った動きはきっちりこなせるようだ。もとよりスラッとした体型とシュッとした美貌は文句なし。今後はドラマでも存在感を示していくのかもしれない。
(金田麻有)