タレント中川翔子とコラボユニット「しょこたん さっちゃん」を結成した歌手の小林幸子が、11日都内で行われた中川のツアー東京公演にサプライズで登場。今月28日にリリースされる新曲「無限∞ブランノワール」を初披露して、会場は大盛り上がり。事務所のトラブルから、紅白歌合戦落選と影が薄くなっていった小林だが、近頃、再ブレイクの兆しを見せている。
「会場でも『ラスボス様~!』と若いファンから、熱い声援が飛んでいました。今年の7月にはヤマハの最新バーチャルシンガー『VOCALOID4 Library Sachiko』も発売され、今や流行の先端を走っているといっても過言ではありません。今までの事務所スタッフでは絶対にありえない跳ね方ですよ」(音楽ライター)
演歌の大御所が、ボカロになったのだから、確かに衝撃的な展開である。
「それだけじゃありません。今年の8月に開催されたコミックマーケットでも、小林は昨年に続けてブースを出店。ミニアルバム『さちへんげ』を手売りしたところ、2時間40分で昨年の1000枚を上回る2500枚を完売。5000枚用意しても完売したのではと思える盛況ぶりでした。オタクという新たなファン層を開拓して、生き生きしていますよ」(前出・音楽ライター)
そうした人気ぶりを見て、小林バッシングの先頭に立った和田アキ子と比較して、こんな辛口な声も囁かれている。
「和田も今年の6月、新曲『晴レルヤ』をリリース。ホリプロ所属の豪華タレントが出演するダンス動画を公開するなど、プロモーションに躍起になっていましたが、CDの売り上げは惨憺たる結果。紅白出演を危ぶむ声すら出ています」(レコード会社関係者)
大晦日の晴れ舞台に、和田が落選して小林が復活すれば、芸能界に激震が走ることは確実だが‥‥。