11月26日、今年を締めくくる「第66回NHK紅白歌合戦」の司会者と出場者が発表された。白組は近藤真彦が19年ぶりに出場するなどジャニーズ事務所から7組、さらにロックバンドのX JAPANも18年ぶりの出場を決めた。紅組は今井美樹、さらにはNOKKOがボーカルのレベッカなど懐かしい名前が並んだ。
紅白らしい華やかな顔ぶれだが、首をかしげる意見もある。
「一時、司会をタモリにして、その交友関係から井上陽水を引っ張り出すのではと報道された段階と比べると、小さくまとまってしまったという印象です。視聴者を呼び込むサプライズが見当たりません」(レコード会社関係者)
NHKにとって気になる要素はほかにもある。
「過去5年、紅白に次ぐ視聴率を獲得し、風物詩として定着している『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の特番は、大晦日放送としては記念すべき10回目。また、昨年は『ワンピース』の映画を流すという“試合放棄”に走ったフジテレビが、今年は格闘技番組を復活させます。同じく格闘技番組を放送するTBSと食い合いになるかもしれませんが、あなどれないコンテンツです」(週刊誌記者)
昨年は42.2%(21時~23時45分)の視聴率だった紅白。今年は40%割れも!?