「第66回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が26日、発表された。真っ先に話題になったのは19年ぶりの出場となった近藤真彦だ。今年でデビュー35周年の節目を迎えた近藤は、ツアーや12月9日にシングル「大人の流儀」を発売するなど、精力的に歌手活動を行った締めくくりの出場となった。
また、かつては装置のような豪華衣装が話題になっていた小林幸子が、特別枠で4年ぶりに“復帰”する。
小林といえば“天敵”の和田アキ子も例年通り出場が決まった。そしてネット上でも“例年通り”和田の出場に首を傾げる意見が殺到している。
「和田アキ子にはもう鐘をならさないでほしい」「和田はいいから小林幸子と美川憲一の衣装対決をまた見たい!」「39回も出場する意味がわからん」など、近年ヒット曲のない和田に対し異論が爆発。なかには、紅白出場者の選考基準に疑問を投げかける意見も散見された。
さらに、和田の冠番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)が、先日BPOから勧告を受けたにもかかわらず、本人の口から謝罪がなかったことも影響しているようだ。
「NHKは選考基準についてもっともらしいことを言っていますが、それはあくまでもタテマエ。要はNHKへの貢献度と事務所の力です。和田の所属するホリプロにはクラシック歌手の岡本知高やはいだしょうこがいますが、他に歌手として目立った活動をしているアーティストはいない。だから“ホリプロ枠”として結局、和田が出場となるのでしょう」(芸能ジャーナリスト)
「これならクリスマスにやる『Mステスペシャル』(テレビ朝日)のほうがよっぽど豪華な気がする」という視聴者の声をNHKはどう聞くのだろうか?
(李井杏子)