「第66回NHK紅白歌合戦」の出場歌手の中に、昨年12月12日にデビュー35周年を迎えたマッチこと近藤真彦の名前も連ねていることは一部で話題になっている。約19年ぶりの出演となる近藤を同局も目玉の一つとして紹介していたが、それとは逆にこの報告に拒否反応を示す人が多いようだ。
「昨年のジャニーズ事務所主催の年越しライブ『ジャニーズカウントダウン 2014-2015』では、年をまたいでから怒とうのマッチのメドレーが披露され、彼の独壇場と化しました。他グループ推しのジャニーズファンたちも『マッチの接待カウントダウンだった』と不満を漏らすほどのレベルで、それが今年の紅白でも繰り広げられるとなれば、ファンにとってはまさに2年続けての地獄を見せられるというわけです」(女性誌記者)
ネット上でも「今年はマッチに始まって、マッチで終わるという最悪な1年」「紅白まで私物化するなや!」「お願いだからやたら長いメドレーとかは勘弁してほしい」といった声が出ている。
ちなみに昨年12月に放送されたフジテレビの冬の音楽の祭典「2014FNS歌謡祭」でも近藤が後輩たちとコラボしてのスペシャルメドレーを披露しているが、同番組史上最低視聴率を記録。例年と比べ、今年は見どころも少ないと評されている今年の紅白だが、もしも視聴率が伸び悩んだ場合、じつはマッチの逆効果説すら流れかねない“招かれざる歌手”となっているのだ。
唯一、世間がマッチに期待していることは、32年ぶりに総合司会を務める黒柳徹子との“ザ・ベストテン”ふうの絡みだけだという声が多いのも寂しい限りだ。
(佐伯シンジ)