ここ数年、バラエティ番組ではタレントが全盛期にいくら給料をもらっていたというカネ・カネ・カネの告白話であふれている。つい最近では11月22日に放送された関西の番組で、山田邦子も「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)時代に平均月収1億円を稼いでいたと告白して話題になった。
「こういうえげつないギャラの話のルーツは十数年前に、大阪ローカルで島田紳助がやり出したのがきっかけと言われています。以降、それまでご法度だったギャラの話を東京キー局も取り入れたんです。しかし、最初は新鮮で刺激的でしたがあちこちで語られるようになると、過去に聞いたことのある話でも“初耳”のリアクションをしなきゃいけないから観ていて痛々しいですね。もともと、タレントのギャラの話は週刊誌でも暇ネタの時にしていたものです。それがテレビのゴールデンで流されているんですから、いい企画がないんでしょう」(週刊誌記者)
視聴者は、波田陽区が月に最高2800万円もらっていたという話をこれまで何度聞かされたことか。
「視聴者が本当に知りたいのは『金スマ』(TBS系)司会の中居正広をはじめとする各局バラエティ番組を牛耳るジャニーズ勢のギャラですよ。“あの人は今”的な仕事で食いつなぐ一発屋ばかりに告白させて、わざとらしく驚いて見せていますが、司会の中居はその一発屋の全盛期の何倍も高いギャラを長年稼ぎ続けてるわけですから」(女性誌記者)
中居の「預金通帳を公開しますスペシャル」だったら高視聴率は間違いなし?