2013年にジャニーズ事務所から契約解除され、KAT-TUNを脱退した田中聖が、オヤジまがいの勘違い発言をした。「わざわざ言うテレビSP」(テレビ大阪)の正月特番にVTR出演した際に、女性アイドル事情に疎いことを露呈したのである。
この日の田中は最近の女性アイドルに関して、「今のアイドルはサービスしすぎ」として、ハグ会をしたりアンダーウェア姿を見せることに嫌悪感を露わにし、さらには「夜の蝶じゃん、みたいな」と言い放ったのである。この発言についてアイドル誌のライターは残念な表情で語る。
「これって、アイドルの話を少しだけ聞きかじったオッサンの発言レベルですよ。そもそもハグ会をしているアイドルなんてごく一部に過ぎませんし、ましてやアンダーウェアって何のことでしょうか? CMやPVでアンダーウェア姿を披露するケースはたまにありますが、それなら女性アーティストでもやってますよ」
ちなみにAKB48の「ヘビーローテーション」はアンダーウェア姿満載のPVだが、同曲は女性がカラオケで歌う定番曲でもあり、本人映像を見ながら女性たちが嬉しそうに歌っている。それを夜の蝶呼ばわりとは、現実が見えていない証拠ではないだろうか。
「KAT-TUNを辞めずにいたら、歌番組やバラエティで活躍中の女性アイドルに接する機会も多かったはず。彼女たちが真剣にアイドル活動をしている姿も目の当たりにしたことでしょう。それが第一線を離れてしまうと、適当な噂を耳にしただけで的外れの発言をするようになってしまうんですね。落ちぶれるとはこういうことかと悲しい思いです」(前出・アイドル誌ライター)
そんな田中は自身のアイドル時代について、「7~8割は、行ったことのない合コンに行ったことになってた」と語っていた。そんな経験があるならば、自分が聞いたアイドルの噂も7~8割はウソだと考えてもいいのではないだろうか。
(金田麻有)