2016年後期に放送される朝の連続テレビ小説が、「べっぴんさん」に決定したとNHKが発表した。今作はベビー子供服メーカー「ファミリア」の創業者をモデルにしているという。
「『べっぴんさん』は、戦後の神戸を舞台に子供服作りに邁進する女性の姿を描く物語で、実在の女性をモデルにしたフィクションです。ヒロインは今後、オーディションによって選ばれ、今年の5月からクランクインするそうです」(テレビ誌記者)
そんな同ドラマの脚本を務めるのは、フリーアナウンサー羽鳥慎一の妻である渡辺千穂である。彼女はこれまでコメディから恋愛まで数々のドラマを執筆しているが、作品の評価や視聴率はいまひとつ。
そのためネット上では渡辺の起用に関して、批判の声が殺到しているという。
「脚本家の渡辺は、過去に手掛けた作品の評価がどれも芳しくないのです。昨年だけでも有村架純ドラマ初主演となった『永遠のぼくら sea side blue』(日本テレビ系)は、中身の薄いストーリーが酷評されただけでなく、視聴率もわずか8%と奮わず。さらに渡辺麻友主演『戦う!書店ガール』も、一時3%台という低すぎる数字を記録し、内容も評価されず大惨敗だった。そのため、朝ドラファンからは『なぜこんな脚本家を抜擢したのか!』『ありえない!』とNHKに対して厳しい意見が殺到しています」(前出・テレビ誌記者)
また「べっぴんさん」の演出を務めるのは、近年もっとも賛否が分かれた朝ドラ「純と愛」の梛川善郎であるため、一部では「最悪のタッグだ」とも言われている。はたしてNHKスタッフは、これらの最悪な前評判を本放送で吹き飛ばすことができるだろうか。
(森嶋時生)