お笑いコンビ・オードリー若林正恭と、ベッキーがMCを務めるバラエティ番組「人生のパイセンTV」(フジテレビ系)が、1月31日に放送された。同番組は、不貞行為により休業が決まったベッキーが出演していることで、大きな注目を集めていた。
「この日、番組ではサウナで年越しをする人々にスタッフが密着し、そのVTRをMCの若林とベッキーがワイプから見守るというものでした。しかしサウナという場所柄、取材された一般人の秘所にはモザイクが施されたのですが、それが通常の加工ではなく、ベッキーの顔をそのまま下半身に当てはめたものだったのです。それはまるで彼女が、男性の下半身にまとわりついているかのようなゲスな編集でした」(テレビ誌記者)
現在、不貞行為による休業という事態が起こっているだけに、その映像は衝撃的なものだった。
さらにVTRでは番組のMCがベッキーだと知らされるとサウナの男性たちは、「ベッキー!ベッキー!」と名前の大合唱が始まり、掛け声に合わせてモザイクが拡大。するとスタジオのベッキーは「私の顔で隠さないで!」「やだ!大きくしないで!」と大絶叫。そんな演出に視聴者も驚いたようで、ネットでは「フジテレビ、容赦ないな」「いくらなんでもゲスすぎる!」という意見が飛び交った。
「他局ならばここまで過激な編集はしなかったかもしれません。しかし、現在のフジは視聴率不振が深刻な状態であり、SMAPに公開処刑とも言われる生謝罪をさせたりと、もはやなりふり構っていられない状況です。そこで今回も、ここぞとばかりに話題性のあるベッキーを利用し、不貞騒動の影響でいつもより多い視聴者を、なんとか繋ぎ止めようとしたのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
不貞行為による謝罪会見前、開き直りとも思えるLINEの内容が表に出たベッキー。しかしゲスさにおいては、フジテレビも負けていなかったようだ。
(森嶋時生)