◆実戦指南「節玉」◆
先日パチンコしていた際のことです。大当たり中に玉が出てこなくなり、上皿がカラになって大当たり終了。店員を呼んでいたので一部始終を見ており、あとでデータを見て差玉分を補償してくれるというので待っていたのですが、なんと「補償がないです」と言われてしまいました!
「キミ、一緒に見てたろ!」
と、私は当然食い下がったのですが、根拠となるデータを見せてもらったところ、確かに私の前の人が打っていた時と比べて私は1回の大当たりで20玉も多く獲得していて‥‥。
参考までに記すと、機種はグレート・ザ・キング。5R時には私が370個、16Rで1170個。止め打ちをしない場合は5R350個、16R1150個。
とはいえ特に変則打ちをした覚えもなかったので、意外な気がしていたのですが、先人との差はどうやら大当たり時に止め打ちしていたのと、大当り後に止め打ちしていた分ですね。「正味、効いてるのかな」と思いつつ、ルーティンで続けていたこの地味な節約打法でしたが、実際の効果を見られたのは収穫でした。
私の主戦場である甘デジは大当たり回数が多いため、こうしたコツコツが効きます。例えば今回のキングでザックリと1日で30回の当たりと考えれば、600個も節玉。1年ならば、まあ50倍として、3万発をよけいに獲得している計算です。
漠然としか把握していませんでしたが、私のパチンコ手記の遊技データにおいて、プラスの約3分の1はこの節玉効果によるものだと判明しました。
というわけで皆さま、節玉はやっぱり効果絶大ですのでやってくださいね。
◆よもやま話「パチスロ」◆
最近、新台入れ替えやイベントなどでスロットは旧台の信頼度が上がっています。理由は「新台は高設定を入れても噴いてくれないから」で、実際に新台は入れ替え初日から客トビ状態。
「お客さん、それクソハマリしてますけど高設定なんです!」と言いたくても、お店は広告自粛で告知することは禁じられていますので、かないません。
この状況で店の出玉をアピールするためには旧台をアケるしかなく、出来レースのように勝ちやすい日がゴロゴロあります。
ふだんパチンコしか打たない方も、これを機会にスロットを打ってみるのはいかがでしょうか。
なお、打つなら完全告知で初心者でも安心の「ジャグラー」、または「ハナハナ」シリーズがオススメです。
◆プロフィール 浜田正則(はまだ・まさのり) パチンコ生活歴30年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として19年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。