◆よもやま話「サクラ看破」
先日、店がサクラ(打ち子)に用意した高設定のスロットを看破しました。
ここ数年、プロが勝てない時代になり、いったん連中が消えたんですが、最近、設定さえわかれば20万円勝てる機種も復活し、悪行再開。他にもライターのヤラセイベントなどでサクラ行為が横行しています。
ちなみにこの店はクリーンさをアピールすべく、早く並んでも早く入れるわけじゃない「抽選入場方式」でしたが、以下の小細工をしていました。
客に狙われやすい「前日のクズ台」と、リセット狙いされやすい「前日噴いた台」には仕込まず、「誰も狙わなそうな台」に設定6を仕込む。偶然取られた時用に抑えで2台仕込む。
こうして人より遅く来て、余っていた台で出すわけです。サクラを見破るのは難しく、ましてや事前にやつらが打つ台を看破するのは超難関ですから、これだけ小細工していれば万全。でもね、店の人、それ横領だぞ。そしてサクラの人。その生活、未来ないぞ。もうヤメとけって。
◆実戦指南「優勝マジック」
ところで、そろそろプロ野球も優勝チームが見えてきました。私はパチンコ収支を1年単位で考えており、毎年この時期から「マジック(以下M)」をパチンコに絡めています。
これ、目的もなく打つより、はるかに収支も上向くはずですので、ぜひ参考にしてください。
「パチンコの年間収支なんかつけてないよ」という方も、「今年はかなり勝っている」「ボチボチ」「だいぶやられている」程度で十分です。
それでは、やり方を説明します。まずAランク。現在のトータル収支が大幅プラスの方は、「M点灯」している首位球団の戦い方。この状況なら、何をしても自由。ただチャラ付近の時だけ、「引き分けもMは減るから勝ちに等しい」を意識してください。
次にBランク。収支がボチボチという方(ちなみにこれが現在の私)。この場合は「首位狙い」と「CS進出」を意識する球団の心境。難しい舵取りを求められます。この状況なら、新台入れ替えや旧イベント日だけ遊技。打つ台も甘デジ主体で前もって手堅い勝負を担保し、その範疇で攻めましょう。
最後にCランク。マイナスをひた走っている方。これは、プロ野球なら下位球団。逆に開き直れます。
派手に攻めてもよし。来期を見据えて終了宣言(自分を戒めて、年内は禁パチ)もいいでしょう。
◆プロフィール 浜田正則(はまだ・まさのり) パチンコ生活歴29年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として18年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。