父親が初めて明かした「写真集」悲話
「債権者への金銭面での必要性もありやむを得ず…」
09年12月にスピード離婚し、その直後に初のヘア写真集「fumming」( 講談社)を発表したものの、その後、まったく人前に姿を現さない細川ふみえ(40)。四十路を迎えたフーミンの近況はいかに――。
今年初め、フーミンの個人事務所のホームページに本人から新たなメッセージが掲載された。
「今年から子育てと両立できる範囲で、徐々に仕事をふやしたいと考えております」
いよいよ、“巨乳ママドル”として本格復帰か?
さっそく、千葉県にある個人事務所の役員を務める父親に、彼女の近況を直撃した――。
「本格復帰には、もう少し時間がかかりそうです。(孫も)4歳になり、保育園に通っているし、私と一緒に留守番もできるようになりました。だけど子育てもあるし、仕事は限定されてしまう。それに、泊まりは難しいので、都内近郊になってしまう。もちろん、仕事の内容も(債権者の方々に)配慮してます」
父親の言う“配慮”とは、不動産会社を経営していた元夫(48)が、09年3月に総額20億円以上の負債を抱えて倒産したことを指す。すでに離婚しているため、債務の返済の必要はないが、依然として、本格的な芸能活動に際しても、暗い影を落としている。父親が続ける。
「(離婚しているとはいえ)道義的な問題がありますからね。サイン会やパチンコ店の営業など、ヘラヘラと笑顔を振りまくような仕事は遠慮しようと、本人とも意見は一致してます」
パチンコ遊技店や公営ギャンブルのイベントとなれば、子育てで忙しい細川のようなタレントにとって、数時間で数十万円稼げる“おいしい営業”である。それを辞退しているとなると、当然ながら収入面は苦しい。
「個人事務所からの給与制にしてますが、(細川)本人の預貯金を取り崩していることに変わりはありません。もちろん、(役員の)私はもらってませんよ(苦笑)」
今後の展開にしても、まだまだ不透明だ。最近ではママドルとして、育児や料理本、子供服ブランドのデザインなどで稼ぐケースも多いが‥‥。
「うーん、本人は女優として続けていきたいようです。(07年に結婚、出産する)前にはNHK大河ドラマ『功名が辻』や舞台に出演させていただいてましたからね」(父親)
となれば、初のヘア写真集が10万部を超えるほどヒットしているだけに、スクリーンで四十路の“濡れ場”なんてことも期待してしまうのだが‥‥。
「いや、長男のことを考えると、たとえ『芸術作品』であっても、それはない。どうしても保育園や学校で、友達から母親の話をされることになるわけでしょ。それを考えると、本人も受けませんよ。あの写真集にしても金銭面の必要性からでした。もう、できないね」
やはり、まだしばらくは、子育て優先の暮らしが続きそうだ。
「うちは母親が足を患っていることもあり、私が彼女の家に出向くケースが多く、なかなか力になってあげられないんですよ。以前は、ここを引き払って都内で一緒に暮らそうなんて言ってくれたんですが、今は逆にこっちに帰っておいでなんて話をしたりで‥‥」
テレビから姿を消して4年余り。四十路になって熟れきったフーミンも見てみたいものだが‥‥。