2月17日に放送された堀北真希主演のテレビドラマ「ヒガンバナ ~警視庁捜査七課~」(日本テレビ系)第6話の視聴率が8.7%だったことがわかった。1ケタ視聴率は、同ドラマ開始以来初だという。
「今期、視聴率1ケタを連発するドラマが多い中、『ヒガンバナ』は堀北真希やDAIGOなど新婚キャストが出演という話題性も後押しし、初回からずっと2ケタ視聴率をキープしてきました。しかし、その話題も息切れとなったのか、今回は強力な裏番組がなかったにも関わらず、1ケタ台へ転落となりました」(テレビ誌記者)
そんな日テレドラマは現在、「ヒガンバナ」のほかに、斎藤工や窪田正孝が出演中の「臨床犯罪学者 火村英生の推理」や、成宮寛貴や菜々緒が出演中の「怪盗 山猫」を放送しているが、今週はその3作品それぞれの出演者が、放送枠の垣根を飛び越えてコラボ出演すると発表されていた。
そして今回の「ヒガンバナ」には、斎藤や窪田が出演したのだが、放送後、内容に関して視聴者から怒りの声が殺到しているのだという。
「視聴者は斎藤と窪田が、物語にも多少関わってくるだろうと期待していたのですが、実際の出演シーンは、ドラマの舞台となった病院の廊下を歩きながら、一言ずつ台詞を呟いただけ。出演時間もわずか5秒ほどで、主役の堀北との絡みも一切ありませんでした。これにはコラボを期待した視聴者から『完全に詐欺じゃん!』『窪田くんが出るからって観てたのに…』『時間を返せ!』と批判の嵐。あれだけ大々的に宣伝したにも関わらず、一瞬の出演では視聴者が怒るのも当然です」(前出・テレビ誌記者)
今回のコラボ企画の不評で、ますます視聴者が離れる可能性がある「ヒガンバナ」。次回はさらに悲惨な視聴率が待っているかもしれない。
(森嶋時生)