7日、フジテレビが4月改編記者発表を開催し、以前より打ち切り説が浮上していたバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」を、4月以降も継続することを発表した。
とはいえ、同会見終了後の取材で、同局の宮道治朗編成部長は同番組について「数字(視聴率)的には満足はしていません」と発言していることも考えれば、秋の改編ではどういう決断が下されるかはわからない、崖っぷちの状況であることには変わりはない。
先月27日の放送で、“三ちゃん”こと三中元克が国民投票の結果、番組を卒業することになったことが話題となったが、視聴率は9.8%と2ケタに届かず。予想以上の大爆死に終わってしまった。
「国民投票までやってあれでは致命的。企画以上に出演者に魅力を感じないというのが正直なところでしょう。番組放送後に視聴者を中心に言われていたのは、10年に三中を含めた新メンバーたちが加入してから格段につまらなくなったということ。今回は態度が悪いという理由もあり、彼がふるいにかけられてしまったが、他のメンバーもうかうかしていられないと思いますよ」(芸能ライター)
そんな中、次なる吊るし上げの標的と目されているのが、モデルの敦士だ。三中同様、影はかなり薄く、番組で果たしている役割も本当に微々たるものといっていい。
「レギュラー陣は今回の三中の件で番組用にコメント撮りをしましたが、敦士は長々としゃべったにも関わらず本編ではバッサリとカットされました。また、5日の放送では突然マイクをむけられた出演者たちが自身のプライベートについて勝手にカミングアウトをしていくという企画が放送されたのですが、敦士は『強めのパーマをかけたというだけです』と、とても放送する意味すらないほどのショボすぎるカミングアウトだけ。よゐこ濱口からも『壊滅的におもんなかったな!』とバカにされていたように、敦士が『めちゃイケ』のレベルを下げていることは間違いないと思います」(前出・芸能ライター)
もはや、一人がどうこうという次元ではないという声もあるが、番組が続く以上はおもしろく改善する努力だけは怠ってほしくないものだ。
(佐伯シンジ)