スポーツ

怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論

 今年の「下剋上日本一」を見て、またしてもクライマックスシリーズ(CS)に疑念を抱くプロ野球ファンが増えたことだろう。1年間のペナントレースの戦いや優勝が、いったい何のためのものだったのかと。野球解説者の高木豊氏もまた、同じ思いを抱いているようである。

 怒りの発端は、11月7日に都内のホテルで行われた「正力松太郎賞」選考委員会後の、高田繁委員の発言だった。CSファイナルステージで、優勝チームと勝ち上がりチームに5ゲーム差以上がついていた場合、優勝チームの現状のアドバンテージ「1勝」を「2勝」に見直すべきではないか、と提案したのだ。

 今シーズン、セ・リーグの優勝チーム巨人と、3位から勝ち上がったDeNAのゲーム差は8.5。結果、巨人が3勝4敗(1勝のアドバンテージ含む)で、日本シリーズ進出を逃している。

 高木氏はYouTubeチャンネル〈高木豊 Takagi Yutaka〉で、声を荒らげた。

「そしたら、もうやめろ! もうクライマックスやめた方がいいよ! 勝負をやる時点で1勝のアドバンテージなんかもともと、おかしいんだから。(中略)そんなのだったら2勝して、また3位のやつが上行ったら、今度は3勝にしろと…もうこんなの愚の骨頂だって!」

 怒りが収まらない高木氏の提案はこうだ。

「1位を優勝にさせたいんだったら、もう1位同士がやればいいんじゃないかっていう話じゃないか。俺はそれよりも、日程をもっと詰めた方がいいと思うよ。そんなにダラダラ間隔空けてやったら、またエースが頭(初戦)に来る。そういうローテーションじゃなくて、もうくっつけちゃえって。タイトにすればいいんだよ」

 ファイナルステージのアドバンテージは、もともとパ・リーグ側が提案。セ・リーグ側は興行面を理由に消極的だった。しかし2007年のCS導入早々、2位・中日が1位・巨人を破って日本シリーズに進出。翌2008年から「アドバンテージ1勝」が導入された経緯がある。

 そんなにCS興行で金を稼ぎたいのなら、いっそのこと昔みたいに「前期・後期制」にでもすりゃいいのに、と思ったりもするが…。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
3
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
4
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
5
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで