3月10日に放送された広末涼子主演のテレビドラマ「ナオミとカナコ」(フジテレビ系)第9話の視聴率が7.1%だったことがわかった。同ドラマは先週の視聴率7.3%より、0.2ポイント下げてしまった。
「『ナオミとカナコ』は初回から視聴率7.9%と1ケタ台を記録し、以降も大きく上がることはなく低迷の一途を辿っています。ネットでは『毎週、ハラハラさせられる』『中国人を演じる高畑淳子の怪演が凄い』と概ね好評なのですが、やはり夫殺しというテーマを扱っているためか、夫婦での視聴を避ける一般家庭が多いのでしょう」(テレビ誌記者)
「ナオミとカナコ」は放送開始以来、1度も2ケタ視聴率を記録することができず、9話を終えた時点では、全話を通しての平均視聴率が“木曜22時ドラマの歴代視聴率ワースト”となっている。
そしてこのまま低視聴率が続けば、昨年放送されたあるドラマと歴代ワースト記録が入れ替わるという。
「木曜22時といえば、かつては『白い巨塔』や『Dr.コトー診療所』など、高視聴率作品を連発していた枠でした。それが近年は低迷しており、その中でも昨年放送された北川景子主演『探偵の探偵』は、初回以外1ケタ視聴率で平均が木曜枠の歴代最低となった。それが現在、『ナオミとカナコ』が新たに最低記録を塗り替えているので、このまま最終回を迎えれば、木曜枠ワースト女優は、北川から広末に代わることとなります」(テレビ誌記者)
最終回は、広末演じる罪を犯した主人公たちが、逃亡に成功するか否かが描かれるという。はたして衝撃のラストなどで、「ナオミとカナコ」は視聴率を巻き返すことができるだろうか。
(森嶋時生)