シルヴェスター・スタローンが英コメディアンのジャック・ホワイトホールの発言が“作り話”だと大激怒しているようだ。
ジャックはスタローンが今年度のアカデミー賞で「クリード チャンプを継ぐ男」のロッキー・バルボア役での助演男優賞を惜しくも逃したとき、スタローンを慰めてあげたと発言していたが、実際は会ったことすらないというのだ。
スタローンは自身のツイッターで、「『ジャック・ホワイトホール、アカデミー賞後にシルヴェスター・スタローンを慰める』だって。俺はこの若い貧相な男に一度も会ったことはないよ。こんな形で知り合うことになって残念だ」とコメントし、ロサンゼルスで行われたアカデミー賞のアフターパーティーでジャックには会ってもおらず、このような嘘の話をでっち上げられ、素晴らしい思い出が台無しにされたと怒りをあらわにしている。
さらにツイッターだけにとどまらず、スタローンはインスタグラムでも「俺は自分がノミネートされたことに誇りを持っているよ。一生懸命やったからね。なのになんでこんな嘘を作り上げて思い出を台無しにするやつがいるんだ? なんでこんなことするんだよ?」と投稿し、怒りがおさまらない様子だ。
事の発端はジャックがあるインタビューで語ったこのコメントだった。
「ガバナーズ・ボールに着いてからすぐにシルヴェスター・スタローンの元へと行ったよ。オスカーを逃した彼を慰めなくてはいけなかったからね。僕は彼に来年があるよって声をかけたんだ。『クリード』の続編を作ったら彼が賞を受賞するかもしれないよって。僕は彼に自信を取り戻させたと思うんだ」
スタローンが怒りのコメントを出した後もジャックは自身のストーリーは本当だとして、デイリー・ミラー紙に「シルヴェスターが僕を覚えていないなんて寂しいね。感銘を与えたことは間違いないんだけどな」と話している。