先月発売の週刊文春に、経歴詐称疑惑がスクープされた経営コンサルタント、ショーンKこと川上伸一郎氏。騒動の後、自身のラジオ番組で涙ながらに謝罪し、表舞台から遠ざかっているが、今どうしているのだろうか?
ショーンKと親しい知人から話を聞くことができた。
「騒動後に連絡を取ると、『今後、どうやって生きていけば良いでしょうか』と、週刊誌に書かれていたのと同じ発言を何度も繰り返していました。『都内の自宅も引き払って、田舎へ帰ろうか』とも漏らしています。各方面への謝罪で疲れていたのか、以前の彼とは別人のように見えました」
また、芸能事務所関係者はショーンK氏の発言にこう斬り込む。
「『この先、どうやって生きて行けば良いのか』という発言が、これまで語っていた経歴がすべて嘘だったということを物語っています。なぜなら彼は年商30億円の経営コンサルタントだったはず。テレビの仕事がなくなっても本業で食べていける人間なら、あのような言葉は出てこないでしょう。同じく世間を欺いていた佐村河内守のゴーストライターだった新垣隆氏は騒動後、『しくじり先生』(テレビ朝日系)や『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)など多数のバラエティ番組から出演オファーがあり、見事復活を遂げましたが、プライドの高いショーンK氏は今回の騒動をネタに開き直ることが出来ない。このままテレビ業界から消えてしまう可能性が高いです」
企業の経営を立て直すコンサルタントを自称し、メッキが剥がれてしまったショーンK氏。本当に立て直しが必要なのは自分自身だったようだ。
(佐藤ちひろ)