昨年いっぱいでEXILEのパフォーマーを卒業した松本利夫が、一般人からの冷たすぎる一言をくらって、ノックダウンした。
パフォーマー卒業後は、自身が座長を務める劇団EXILE松組を立ち上げるなど、役者としての道を歩む松本は、13日放送の旅バラエティ番組「おじゃMAP!! SP」(フジテレビ系)のロケに登場。
この日はEXILEの所属事務所LDHの所在地でもあり、一部ではEXILEの街とも言われる中目黒でロケが行われ、中目黒にまつわる5つの謎を調査することとなった。
EXILEの元パフォーマーの松本にとってはホームとも言える環境で、調査序盤にはEXILEファンとの絡みも。そのファンにメイン司会者のアンタッチャブルの山崎弘也が「(EXILEで)誰が1番好きなの?」と質問すると、「MATSUさん」と空気を呼んだ返事が返ってきて、松本も上機嫌のように見受けられた。しかし、そんな松本もその後すぐに地獄に突き落とされることになる。
「超高級住宅街にある大豪邸にどんな人物が住んでいるのか」という調査で松本が近隣住民に聞き込みを行うも、あえなく玉砕。その際、近隣住民の対応がかなり冷たかったらしく、松本は「40歳にして今まであんな冷たい声で話しかけられたの初めてかもしれないスね」とガチ凹み。「もう何言われたかも覚えてない」と戦意喪失状態になってしまった。どうやら「調べたいんだったら、自分たちでお調べになったらいかがですか?」と怒られたようだった。
ところが、落ち込む松本にネット上で追い打ちをかける人たちが続出した。
「SMAPの香取慎吾や有名芸人が行ってたら絶対に回答は違ったはず!」「ファン以外からの知名度ゼロだけに、タレントとしていかがなものか」「パッと見、ふつうのオジサン。そんなに有名だと思ってたのか」など、厳しい言葉が飛び交っている。
「『40年生きてきて‥‥』と話していた松本ですが、かけられた言葉を聞いてみると意外と普通。突撃取材としてはたいして落ち込むような内容でもなかっただけに、EXILE時代にどれだけ持ち上げられて生きてきたんだと、あきれた人が多かったようです。EXILEはグループとしては有名ですが、いきなりピンで街角ですれ違ってもテレビをあまり見ない人にはさっぱりわかりませんからね」(エンタメ誌ライター)
14日深夜からは初の冠番組「MATSUぼっち」(フジテレビ系)がスタート、それなりの花道も確保されている松本だが、想定外のところで現実を突きつけられる結果となってしまった。
(田中康)