5月25日に発売するベストアルバムを宣伝するため、バラエティ番組に出まくっているきゃりーぱみゅぱみゅが、都内を歩き回っていると告白した。5月9日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にてきゃりーは、タクシー移動が多い現状を「本来の人間の姿じゃない」と自己批判。その反省からかオフの日には12キロくらいを歩くこともあると明かした。
ということは、多くの人が知らず知らずのうちにきゃりーとすれ違っていることになる。12キロといえば梅田と難波の往復よりも遠く、新宿と恵比寿を往復するほどの距離。それほどの距離を歩いているにも関わらず、きゃりーと接近遭遇したという噂をネットで見かけないのはどうしたことか。女性誌のライターはこう語る。
「普段メイクのきゃりーさんがいかに地味かということを証明した形です。彼女は158センチという平均的な身長で、素顔は目こそパッチリしているものの、ほかはどこにでもいそうな平坦な丸顔。これぞメイク映えする顔立ちなのです。メディアを通して見る顔は完全に作られたものですから、素顔の彼女を街中で見分けるのはかなり難しいでしょうね」
あの愛くるしいルックスがメイクで作られたものかとガッカリする向きも多そうだが、実はそんな顔立ちこそ、芸能人としては強みだと指摘するのは芸能ライターだ。
「彼女のメイクはデビュー時から完成されており、パブリックイメージを完全に固定できています。メイクで作り上げた顔は劣化とも無縁で、みんなが想像するきゃりーのままでいられるわけです。普通なら芸能人は髪型も含めたトータルイメージを大事にするものですが、彼女の場合は強烈なルックスのおかげで髪型やファッションは変幻自在。『髪を切ったら誰かわからなくなった』というトラブルとも無縁でいられるのは大きな強みですね」
そんなメイク顔のおかげで、サングラスやマスクに頼らずとも堂々と街を歩き回れるというわけか。今後はファンの間で「きゃりーを探せ!」というゲームが盛り上がる可能性もありそうだ。
(金田麻有)