ベッキーがテレビ復帰を果たした5月13日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)において、SMAPの中居正広がベッキーのことを「ベツキー」と呼んでいたことが話題になっている。
これは中居が内輪ウケで使っていたあだ名だが、初めて同番組を観た人にとっては耳慣れなかったために注目が集まったようだ。
そんな芸能界における内輪のあだ名事情について、テレビ誌のライターがいくつかの例をあげる。
「博多華丸は雨上がり決死隊の蛍原徹から『岡崎さん』と呼ばれています。きっかけは『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で本名が岡崎だと明かした時、平凡な苗字と芸名のギャップが面白がられたからですね。古い話だと『世界まるごとHOWマッチ』(TBS系)にて、石坂浩二が大橋巨泉から「へいちゃん」と呼ばれていたことを覚えている人も多いでしょう。これも本名の武藤兵吉に由来するものです」
一方で本名とはまったく関係がなく、しかもそのあだ名で呼んでいるのは一人だけというケースもある。
「出川哲朗はバカリズムのことを『まこっちゃん』と呼んでおり、これは楳図かずおの人気ギャグマンガ『まことちゃん』の主人公に似ていることが理由。同様に内村光良のことは、ジャッキー・チェンに似ているという理由で『チェン』と呼んでいます。3人には日本映画学校の同窓生という共通点があるのも特徴です」
ちなみに中居は家族から「ひろちゃん」と呼ばれているが、熊本地震の被災地に同行したSMAP・香取慎吾からもそう呼ばれているようだ。ベツキーも本格的にテレビ復帰を果たした際にはぜひ、「ひろちゃん」を広めてはいかがだろうか。
(金田麻有)