芸能活動休止からのテレビ復帰を果たしたベッキーだが、今後しばらくはタダ働きを余儀なくされそうだ。CM降板に伴う違約金は4~5億円にのぼると言われ、その半額を負担するという見方も根強い。そのために自宅を抵当に入れたという報道もあるほどだが、週刊誌の記者は違約金についてこう語る。
「CM出演の契約では所属事務所が当事者となります。そのため違約金の支払い義務も所属事務所側にあり、ベッキー自身が違約金を払うことはないのです。だからといって彼女が金銭的負担を負わずに済むわけではなく、所属事務所に対して損害を補てんする形になると思われます。おそらくはギャラの取り分を減らして、事務所に還元するのではないでしょうか」
休止前のレギュラー番組は実に10本。ベッキークラスだと出演料は1本100万円程度と見込まれ、年間では5億円近くにのぼる。これを事務所と折半するとして、本人の取り分は年間2億円を超えていた計算だ。これなら違約金の分もあっという間に取り返せそうだが、テレビ誌のライターはそう簡単にはいかないと耳打ちする。
「まずレギュラー番組すべてに復帰できる保証はありません。降板後の各番組を見てもベッキー不在の影響は軽微で、あえて火中の栗を拾いに行くメリットは小さいはずです。それに復帰した場合でも以前よりギャラが下がるのは明らか。立場的に『それは安すぎる』と交渉することもできず、テレビ局の言い値を飲むしかありません。そのため本人の稼ぎは年収数千万程度に激減するでしょうね」
仮に違約金が総額5億円だった場合、その半分にあたる2億5000万円を事務所に返済するためには、10年近くの丁稚奉公を迫られる可能性もありそうだ。それでもポジティブが信条のベッキーゆえ、今後は返済に頑張る私を精一杯エンジョイするのかもしれない。
(金田麻有)