引退報道まで飛び出し、どんな決着を迎えるのか注目される能年玲奈と所属事務所の確執騒動。6月2日発売の「週刊文春」では、これまで口を開くことのなかった能年の母親が、自身の知る真実を告白している。
「母親が言うには、引退も演技指導講師の女性による洗脳もないとのこと。母親が能年を説得しても聞き入れないなどの報道には、心底嘆いているようです。女性に身の回りの世話をお願いしたのは母親自身。バッシングの対象にされている女性に対して『申し訳なくて』と心境を吐露しています」(芸能ライター)
女性側の弁護士が、引退報道を載せた「週刊女性」の記者のコメントを引用したフジテレビ2番組に対して抗議書を送付。納得いく回答が得られない場合はBPO(放送倫理・番組向上機構)に提訴することも検討しているという。
しかし、この母親の告白で能年のイメージが回復し、所属事務所との契約満了後に晴れて芸能活動に復帰できるかには疑問が残る。
「所属事務所との軋轢は間違いなくあり、ボタンの掛け違いとなったきっかけが何だったのか。そこが明らかになっていません。事務所が仕事を持ってきても能年が断り続けたと報じられていましたが、それが本当なのか。それとも能年が干され続けていたのか。能年側には、無断で株式会社を設立したという事実もあります。それらがクリアになって遺恨のない形にならないと、テレビ局は手を出しにくい。また、能年が消えた3年の間に気鋭の女優が続々ブレイクしています。能年でなければいけないという期間が、残念ながら過ぎてしまっているのです」(番組制作会社関係者)
引退することはなさそうだが、簡単に復帰できるわけでもなさそうだ。