5月29日、新司会となって始めての「笑点」(日本テレビ系)で、司会に昇格した春風亭昇太の空席を林家三平が埋めることが発表された。かねてより注目度が高かった新メンバー発表だけに、この日の平均視聴率は28.1%を記録し、歴代最高視聴率を6年半ぶりに更新する快挙となった。
三平は、妻で女優の国分佐智子にすらメンバーに抜擢されたことを秘密にしていたと明かしたが、人気長寿番組だけに、後任が誰になるのかは世間の大きな関心事となっていた。
「落語家経験のある伊集院光は、自身のラジオ番組で意外な人が抜擢されるのではと予測していましたが、『まさかの林家三平、というか僕の中では“終身名誉いっ平”ですけど、あるのかね』と名前を挙げていました。爆笑問題の太田光も林家三平だろうと前週に予測していたのが当たったと、5月31日放送のラジオ番組で相方の田中裕二が話していました。芸能人たちもこの話題には興味津々だったようですね」(週刊誌記者)
伊集院は圓楽一門に弟子入りし、三遊亭楽大という名で二つ目まで務めた元落語家。爆笑問題・太田は故・立川談志師匠と昵懇にしていた落語通。2人にはたやすい予想だったのかもしれない。
(伊藤その子)