新曲がフジテレビのリオ五輪中継テーマソングに起用されるなど、歌手としての活動は順調なEXILE。だが、その裏でEXILEの所属事務所が新たに始めた事業に疑問が投げかけられる事態になっている。
HIROが6月13日に発表したのは、なんと映像作家の発掘・育成プロジェクト。自身がプロジェクトのプロデュースを手がけ、俳優の別所哲也がディレクターを務めるという。HIROはこれまでボーカルオーディションなど出演者側の発掘、育成は行ってきたが、映像の作り手の発掘に手を出すのは初めて。これまでにEXILEの迷走が何度も報じられてきたが、今回はその極みともいうべきものだ。
「発表によると映像作家が作る作品にはHIROの事務所のアーティストの曲を使い、所属タレントを出演させるとしています。タレントの活動の場を作ってあげようということなのかもしれませんが、それを作ってどうするのか、何をしたいのかさっぱり見えてきません」(芸能関係者)
一方では、映像作家を使って映画を作りたいのではないかという推測も流れている。EXILEはこれまでに三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのドキュメント映画や、メンバーが出演した映画が公開されたがいずれも大コケ。EXILEと映画の相性は最悪といっていい。
「これまでの映画が失敗したのは製作側のせいでEXILEが悪いのではないとHIROは考えているのかもしれません。そこで製作から自分たちでやろうとしているとも考えられます。失敗の原因は製作サイドよりもむしろEXILE側にあるのですが‥‥」(映画関係者)
そば店や居酒屋など飲食店の経営やセレクトショップにも進出し、事業の多角化を図っているHIRO。迷走はどこまで続くだろうか。