芸能

さまぁ~ず大竹一樹が緊急入院!歩けないほどの激痛が走る「筋膜炎」の怖さ

20160618otake

 6月12日、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹が筋膜炎で緊急入院したと発表された。確立された治療法はまだないという筋膜炎とはどのような病気なのだろうか。

 人気番組「モヤモヤさまぁ~ず2」の番組中で、MCの1人、大竹一樹が撮影日の前日、筋膜炎で入院したと、相方の三村マサカズが報告してファンを驚かせた。報告では「脚が痛くて今、車椅子で生活しているらしい」ともあった。筋膜炎とは何やら耳慣れない病名だ。「栄養・生化学辞典」によれば、筋膜とは「筋肉や筋群、臓器、腺などを包む膜」とあり、筋膜炎は足底やふくらはぎ、腰などの筋肉を包む膜が疲労することで起こる疾患のことだという。

 症状としては、歩けないほどの激痛が走る。過度な運動などによることが多く、アスリートに多く見られ、悪化すると筋断裂や筋膜断裂などを発症することもあるのだ。マラソンランナーだった有森裕子氏も筋膜炎で悩んだ経験を持つ。しかし簡単には治らず、はっきりとした治療法もまだないといい、しかも再発することが多く、治療も時間がかかると言われている。有森氏の足底筋膜炎の治療は手術だった。スポーツインストラクターの大川香氏が言う。

「最近の健康ブームでランニングをする人が増えたことで、素人の一般ランナーにも症状が多発しています」

 筋膜炎の患者はお隣の韓国でも急増しており、朝鮮日報ではこう報じている。

〈正確な発症原因は分からないが、堅い床の上に長時間立っている、長距離を走る、体重の急増、などが挙げられる。硬い靴底もよくない〉

 痛みが出た時の対処法としては、足に負担がかからないよう休息を取り、氷などで冷やすといいとされる。また、普段からストレッチなどを頻繁に行い、適切な体重を維持するようにというアドバイスもある。

「筋膜リリース・メソッド」の著者である、整体師の滝澤幸一氏もこう言って「筋膜リリース」を勧めている。

「筋膜を押して伸ばすことが血液の流れをよくしたり、柔軟性を高めることに繋がる」

 運動不足は病の元だが、過ぎた運動も病の元になることを肝に銘じておこう。

(谷川渓)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」