10月1日に放送された、コント日本一を決めるバラエティ番組「キングオブコント2017 決勝戦」(TBS系)では、お笑いコンビ・かまいたちが10代目王者に輝く一方、準優勝の男女コンビ・にゃんこスターの斬新な芸にも注目が集まった。そんな中、同番組に出演したあるコンビのネタが、一部でかなり炎上しているという。
「1stステージにて、お笑いコンビ・ゾフィーが、母親が家出した理由に悩む父子家庭のネタを披露しました。しかしその内容が、母親は『メシを作るだけの人』という設定で笑いを取るというものだったため、女性視聴者から『妻を飯炊き扱いするのはまったく笑えない』『ふざけるな!』『フェミニスト団体から抗議が来るのでは?』と批判が殺到しました」(テレビ誌記者)
これらのネタ披露後、ゾフィーは採点で422点を獲得。10組中8位となり、1stステージにて脱落となった。
その後、審査員はネタに関する感想を求められたのだが、さまぁ~ずの2人は険しい表情を見せたという。
「今回の採点にて、大竹一樹は100点満点中、86点、三村マサカズは82点をつけました。その後、コメントを求められると大竹は『んー、メシに食いつかなかったですねー。うーん』と言葉に詰まった様子を見せました。三村は『お母さんはメシじゃないんで!』と笑みをいっさい見せないままコメントし『言えないからオレも。真面目になっちゃった』と発言。おそらく彼らは家庭を持つ身ですから、立場的にゾフィーのネタを評価することはできなかったのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
その一方、今回の炎上に対して「皮肉や風刺という概念を勉強してほしい」「いや、これはありえない前提を楽しむコントだから」「このネタをダメにされたら世の中からお笑いがなくなる」と、ゾフィーを擁護する声もネットでは多く上がっている。
今回、優勝を逃した彼らだが、ある意味“爪痕”を残すこととなったのかもしれない。