やはり選抜総選挙の連覇はダテではなかった。HKT48の指原莉乃がアイドルとして本来ならアウトなはずのギリギリトークを連発し、タレントとしての腕を見せつけている。
6月21日の「徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました」(日本テレビ系)では、ゲストの女性キャスターがキスは半年に一回でも我慢できると語ると、指原はすかさず「えーっ!」と絶叫。司会の後藤輝基から「彼氏できたら毎日?」と水を向けられると、「え、毎晩でもですよね」と口を滑らし、「お前、ほんまアホやな!」と突っ込まれる始末だ。
また6月20日放送の「Momm!!」(TBS系)では、彼氏が他の女性と遊んでいたらイヤかと聞かれ、「GPSつけたい、彼氏がどこにいるか常に知りたいから」と強烈な独占欲を披露。「全部知りたいです。いま誰とごはん食べているかとかも」と、束縛系の一面を露わにした。そんな指原のトークについてテレビ誌のライターは感心した様子で語る。
「これほど大胆なトークを繰り出せるのは、こういった発言が自分にとってマイナスにならないことを見極めているからでしょうね。しかもトークの内容には女性にとって共感できる部分が多く、アイドルであることを鼻にかけていないので、視聴者にも受け入れられやすいのです。さらに自分をオチに使うことで誰も傷つけずに済み、際どい内容でも下品にならないのはさすがの一言ですね」
番組中では彼氏の行動について熱く語り、「恋愛禁止なんでしょ?」と突っ込まれると、すかさず「空想の話は大丈夫」と切り替えす場面も。そんな反射神経の良さが、指原を二年連続の女王に導いた原動力なのかもしれない。
(金田麻有)